大地震

11日金曜日

横浜で仕事をしていた。
お昼を食べ、ちょうど眠くなりながら
仕事をこなしていると、グラリと揺れた様な気がした。
顔を上げると、目の前にいた人も目を丸くしていた。




自分より少し年上の女性が、ゆっくりドアを開け



「落ち着いて。カバンを持ってゆっくり上に行って!」



とても冷静に気丈に我々を誘導してくれた。


横揺れが長く激しく、壁に手をつき
揺れが落ち着いてから、地上へと出た。









何がおきた?






周辺のオフィスビルから人が外へ避難していた。


しばらく外やロビーで待機してたが、
お客さんから
「大丈夫ですよ。仕事続けてください
(お客さんの所で仕事していた)





と訳の分からない返事をされたので渋々仕事を続けた。






30分もしない内に次の地震がきた。






さすがに仕事してらんないでしょ!?


こっちは地下にいんだぞ!!?




自分ともう1人の女子は地上へ避難させて頂き
他の仲間は早々に後片付け。




ワンセグで東日本で大地震がおきた事が分かった


ツイッターmixiも携帯もメールも全く機能しない
どれ程なのか計り知れないものだった






どんどん被害が耳に目に入ってきて、凄まじい被害に受け入れられが困難になった。






地震がおきた1時間30分頃1番初めに連絡をくれたのが父親だとわかった。




生憎電話は通じなかったけど。
メールも遅れて到達し、家族は無事だと確認が出来た。






実家も無事。
良かった‥







近くの屋根が崩壊
横浜駅では人が溢れかえっている
電車が全滅‥









帰る手段を奪われた。


お客さんの職場で一夜を過ごさせてもらった。
(仕事続けろっつた奴は早々に帰ってた)








非常食と保存水を支給してもらえた



無理に歩いて帰るより、雨風しのげるここの方が安全



ワンセグを見る度、恐ろしい現実があった



眠ろうにも余震は続くし、不安すぎて全く眠れない。





ただ、1人じゃなくて良かったと痛感した。

みんなと一緒だったのが心強かった。








朝ご飯用に頂いたクラッカー


夜が明け始めた頃、電車もゆっくりと運行を始めてくれたので駅へと向かった。





駅のタクシー乗り場は見た事のない長蛇の列

JRはまだ動かないまま
駅で座り込む人々




そんな中終日運行を決定した東急東横線


頭が上がりません。
ただただ感謝。
有り難いです。









朝7時頃ようやく家に到着出来た。










CDは散乱

食器も割れてた






何がなんだか分からない。

寝ても深く眠れない


起きているのに1日が早過ぎる







これ以上被害が大きくならなければいいのに

TVを見る度胸が痛む




自分は何が出来る?



節電
微量ながら募金



そしてこの被害を忘れてはいけない